ASMは企業価値の向上を目指します

東芝メモリの価値

“私たちが考えるTMCの本来的な事業価値”

 

前述のとおり、私たちは、危機的状況下で決まった2兆円というTMCの価格は著しく低いと考えております。では出来るだけ客観的に見た場合、TMCの適正な事業価値が現在どの程度と言えるのでしょうか。

 

私たちは第三者である専門家に評価作業を依頼し、次のような算定結果を得ました。

 

3.3兆円~4.4兆円

 

ベイン連合への現時点での売却金額は、算定された価値の45%~60%程度にしかなりません。私たちは、その他の諸条件に鑑みても、べイン連合への売却金額を正当化することはできないと考えます。ベイン連合との再交渉を開始するため、現契約は早急に解除されるべきものと考えます。

 

 

 

株式会社グラックス・アンド・アソシエイツによるメモリ事業の価値評価

・類似上場会社比較法においては、事業構成や規模等の観点から上場会社のスクリーニングを行って、評価対象会社と類似性があると判断される会社を8社選定しました。その上で、それら上場会社の市場マルチプルと過去の取引事例における株式価値プレミアムを勘案して、価値評価を行いました。

・類似取引比較法においては、評価対象会社の買収案件と類似性があると判断される案件を選定し、価値評価を行いました。

 

 

留意事項・免責事項

・本算定は、限定的な情報に基づき評価対象会社の事業価値を試算的に評価したものである。

・本算定作業は、株式会社グラックス・アンド・アソシエイツ(以下「算定人」)が一定の前提条件に基づき、算定人が選択した方法により算定されている。

・本算定の目的は一定の前提条件並びに算定方法を採用した場合における評価額を提供することにあり、採用した前提条件の妥当性・十分性あるいは採用した算定方法の妥当性についての意見を表明することを目的としていない。したがって、採用した前提条件と算定方法の妥当性、算定結果にかかわる妥当性については、算定人は責任を負うものではない。

・本算定にあたって算定人は、評価対象会社に関して公表された情報およびデータソースに基づき算定を行っており、評価対象会社へのインタビューおよびデュー・ディリジェンスは一切行っていない。

・本算定結果で示された評価額レンジは、一定の前提条件に基づき試算された評価額であり、公正な価値算定(フェアネス・オピニオン)ではない。

・本算定の基礎とされた資料及び情報等については、その正確性、妥当性、完全性に関する検証は行っておらず、その義務及び責任を負うものではない。したがって、算定した前提条件における資料・情報等に重大な誤りが存在する場合、または本算定結果時点で開示のない事実や本算定結果後に発生した事項等によって、算定結果が大きく異なる可能性がある。